Back number(2004年5月)
[ Back
number 一覧 ]
先日、少し空いた時間に、その京都御苑をブラブラ散歩していると、目の前からヒッピー風の怪しげな白人がやってくるではありませんか。彼を見た瞬間、思わずほんの少し記憶を遡る自分。 そう言えば韓国から帰る日、ソウルで空港行きのバスを待っている時間に白人のアーティストに声を掛けられたっけ。朝早く寒い中、バスがなかなか来なかったのでお腹が痛くなってきて、ただでさえ苦手な英語を話す余裕なんて全く無かったのに、彼が日本で開催したと言う展覧会のポストカードを貰ったりしたよね。ちょっとシャイなポーランド人だったから良かったけど、フランクなアメリカ人で、怒濤のように英語をまくし立てられたらピンチだったよな。そう言えば、これから日本に行くって言ってたっけ。東京から仙台に行って、京都にも寄るって行ってたっけ。でも、まさかな〜。 と、微笑みながら近づいてくるヒッピー。彼の口から「Do you remember me?」続けて「Seoul」。 ビンゴだ!こんなこと、有り得る?こんな広い京都御苑で。違う、違う、この場合「京都って狭いな〜」って言うべき?って言うか、地球ってそんなに小さかったの? 思わず、遠くて近い国はポーランドなんだ、と間違えて納得する自分でした。 |
新幹線で東京駅に着いたとき、新幹線の座席の横に鞄の持ち手が引っ掛かって、慌てて引っ張ったら壊れちゃった。その鞄はもう10年近くも使っていて、もっと過酷な旅行も共にしてきたのに、よりによって一番安全そうな東京行きの新幹線で壊れるなんて。(涙) と言うわけで、韓国旅行は取り敢えず応急処置をした鞄を抱えつつ、「旅行鞄探し」を主な目的に行ってきました。 ところで、海外の買い物スポットでは、日本人と見るや日本語で呼び込みされるという事が結構あります。ソウルの南大門市場でも私が鞄をチラチラ見ていると、御多分に漏れず「鞄あるよ」なんて声を掛けられました。その中でも極め付けは、 「本物のコピーあるよ」 誰か、この店員さんにコピーは本物じゃなくて、ただのコピーなのだと教えてあげて! 結局、気に入った鞄は見つからなかったので、壊れた鞄をそのまま持って帰ってきましたが、海外に限らず呼び込みは苦手です。しかも、内気な日本人にあんな呼び込みされてもね〜。ちょっとしたカルチャーショック(笑) P.S. |